20 《臣side》 ページ20
Aと付き合ってもうすぐ3年。
「「 かんぱ〜い! 」」
俺の働く、ショップでの夏セールの打ち上げ。
「 お疲れ様で〜す! 」
飲み出して3時間。
みんないい感じにベロベロ。
二次会に行こうか、という流れだ。
根達「 はい、二次会いくひとー! 」
店長の根達さん。
この人には後後、衣食住全てを提供してもらい、
お世話になることになる。
「 はいっ行きま〜す 」
久しぶりの飲み会で調子に乗って
酔った俺は、もちろん二次会に参加。
店のスタッフはみんなびっくりするぐらい
仲が良く、
ほとんどの者が二次会に参加することになった。
莉緒「 臣くんお酒足りてる〜? 」
そう言って俺のおちょこに日本酒を注ぐのは
莉緒さんと言って、二つ上の先輩。
女の先輩の中ではいちばん良くしてもらってる。
「 飲みま〜すあざ〜っす! 」
完全なる酔っぱらいな俺。
浴びるほど酒を飲んで、
気づけばもう4時。
大和「 おーい臣〜起きろ〜 」
酔いつぶれて店の机に突っ伏して爆睡する俺。
同い年の大和に体を揺らされ、
声は聞こえるけど目も開かないし、
体も持ち上げることが出来ない。
大「 …Aちゃん寝てっかな… 」
俺の携帯からAに電話をかける。
____Prrrrrrr…Prrrガチャッ
大「 あっAちゃん? 」
『 …そうですけど 』
大「 覚えてないかな?
臣と一緒の大和って言うの (笑) 」
『 あっ覚えてますっこんばんは 』
大「 ごめんね、こんな時間に 」
『 いえ…まさか臣、潰れてますか…? 』
大「 ごめんね、当たりなんだよ (笑) 」
『 すみません、迷惑かけて… (笑) 』
大「 いや〜大丈夫なんだけどね、
マンションの前まで
出てきてもらってもいいかな…? 」
『 …もうっそこに置いといてください 』
大「 あれ?喧嘩中? (笑) 」
記念日を前に些細なことで喧嘩中だった俺ら。
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ra(プロフ) - こんばんは。いつも作品を拝見させて頂いているものです。いつ も読む度に切なくなります。今まで読んだ作品の中でこの作品はとても素敵な作品だなと思い毎日更新が楽しみです。こちらの作品はハッピーエンドになる予定なのですか?これからも更新楽しみにしています。 (2017年10月25日 17時) (レス) id: 0628051535 (このIDを非表示/違反報告)
穂香(プロフ) - つづき楽しみにしまくってます (2017年10月25日 15時) (レス) id: 5b2b0affa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:O312_nx | 作成日時:2017年10月6日 0時