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いつもの朝。
付き合ってもう一年。
臣の存在はわたしの生活の中の一部になっていて
家に帰れば臣がいて、
家で待ってれば臣が帰ってくる。
ここまで大きな存在になると思ってなかった。
そんな夏の日。
『 頑張ってね、いってらっしゃい 』
「 行ってきます 」
臣が仕事の日は基本的に私より早く家を出る。
玄関まで見送ってキスをして。
部屋に戻って掃除機をかけて、
洗濯物を干して、
朝ごはんの洗い物をして。
二人で暮らして、新婚さんみたいで幸せ。
『 よし、今日も頑張ろっと 』
気合を入れて大好きな仕事に向かう。
電車に揺られながら、
耳にイヤホンをして、
流れる音楽は、EXILE。
臣がすきでよく聞いてるから、
私も必然的によく聞くようになった。
最近よく聞くのは、Lovers Again 。
臣が前にカラオケで歌ってた。
…そういやカラオケ行ってないなぁ
なんてふと思い、
A今日仕事おわったらカラオケいこうよー
そうメッセージを送った。
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ra(プロフ) - こんばんは。いつも作品を拝見させて頂いているものです。いつ も読む度に切なくなります。今まで読んだ作品の中でこの作品はとても素敵な作品だなと思い毎日更新が楽しみです。こちらの作品はハッピーエンドになる予定なのですか?これからも更新楽しみにしています。 (2017年10月25日 17時) (レス) id: 0628051535 (このIDを非表示/違反報告)
穂香(プロフ) - つづき楽しみにしまくってます (2017年10月25日 15時) (レス) id: 5b2b0affa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:O312_nx | 作成日時:2017年10月6日 0時