事件は突然に、 ページ19
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※オリジナルキャラクターが出てきます。
誰が合うか決めていませんが、ビジュアル的には鈴木伸之くんとか良いですかね。
こちらもお好きな人でお読みください。
目黒 side
事件は突然起こった。
係長「目黒、今回は一人で送検してみるか。」
刑事になって二年ちょっと。
今までは苗字さんのお手伝いのような感じで送検していたが、
今回は僕一人で担当してみろと言ってもらえた。
こうしてだんだん自分のできることが増えてくるのは嬉しい。
苗字「目黒くん、気を付けてね。」
ああ、苗字さん。
ありがとうございます。
つい先日は、また同じような過ちを繰り返してしまいました…。
再び頭を下げる僕に、「仕方ないなー。」と笑いながら許してくれた。
このときはなんと、髪を優しくくしゃくしゃと撫でてくれた。
勝手に距離が近くなっていると浮足立っていたのかな。
少し調子に乗っていたのかも知れない。
そういえば、ここに来たばかりのときに、苗字さんに言われたな。
「慣れてきたころが一番怖い」と…。
検察庁の裏口に車が停まった。
腰縄と手錠を掛けられた男が降り立つ。
僕も続いて車を降りる。
腰縄をしっかりと持って、担当検事の部屋へ向かう。
担当検事は、例の金城さん。
勝手にライバル視しているけれど、今は仕事中。
専用のエレベーターを使って、検事の部屋のある階へ。
扉が開き、ゆっくりと部屋へ向かう。
部屋の前には担当事務官のお兄さんが待っていた。
事務官「お疲れさまです。」
目黒「本日送検します、田崎広樹です。」
持っていた腰縄を担当事務官に渡す。
しっかりと手首に巻き付けて掴んだことを確認してから、手を離す。
目黒「では、よろしくお願いします。」
事務官に敬礼をして、来た道を戻る。
少し歩いたところで、僕の後ろで大きな音と声が聞こえた。
事務官「被疑者が逃げた！捕まえてくれ！」
急に投げ掛けられた言葉を把握できずに立ち竦む。
そんな僕を突き飛ばして、被疑者である田崎はあっという間に姿を消した。
※実際の送検の模様とは相違があります。
完全フィクションです。
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目黒、警察を辞めようと思います。→←僕のほうがイケメンです！
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咲笑(プロフ) - 結と名乗る者（id: 361e8a8309）のコメントは、すべて削除致しました。感想と呼べるものではないコメントをいくつも一方的に残す行為は、悪質であり、異常としか言いようがありません。今後は私の作品の閲覧及びコメントを残す行為はおやめください。 (2023年4月22日 7時) (
レス) id: 00e1bb9bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲笑 | 作成日時：2020年3月27日 20時
