後輩のゴヌクくん (ページ39)

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ゴヌク「Aさん、俺は他の女の人には一切興味ないしAさんしか見えてないぐらいベタ惚れです。けど、不安っていうならこの告白は一旦保留でお願いします。付き合ってもいいかなって思わせるので！」

自信はある

もう気持ちを抑える我慢なんてしなくていいんだから

『いいの？それで』

ゴヌク「いいですけど、逃げちゃダメですよ？笑」

『どういうこと？』

こういうことですと言い、手を握り肩を引き寄せる

ゴヌク「もう我慢しませんから」

耳元でそう呟けばやっぱり俺から離れようとする

もちろん離れさせないけど

ゴヌク「そろそろお腹も空いてきましたし、ご飯食べに行きましょう」

『うん、いいけどこの手は何？』

恋人繋ぎをした手を見て言う

ゴヌク「夜は危ないので」

『子供じゃないよ』

ゴヌク『じゃあお姫様抱っこにしますよ？』

『このままでお願いします』

ゴヌク「はは！了解です！」

思っていたことを話せたからか、スッキリして心がすごい軽い

繋いだ手を見て嬉しくなる

好きな人がいるってこういうことなんだと実感する

今はまだ付き合えないとしても、俺を好きになってくれているだけで嬉しい

これからもっと惚れさせて絶対にAさんの彼氏になると心に誓った