後輩のゴヌクくん (ページ30)

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youside ページ30

『…っんー！よく寝た。………ここどこ？』

起きるといつもと違う天井に少し戸惑ったがすぐに昨日の出来事を思い出した

色々ありすぎて大変だった

変態に襲われるし

あんなに避けまくってたゴヌクくんの家にいることも不思議だし

2回もキスをしてしまったことを思い出して顔がまた熱くなる

昨日の自分は自分じゃないみたいにゴヌクくんに触れたくて仕方がなかった

そして改めてわかったことがある

やっぱり私ゴヌクくんのこと好きだなと思う

ちゃんと男の子として

そりゃ顔ももちろんものすごく好きだけど、私に触れる手や私を見る目

気遣ってくれるとこや、可愛い笑顔かと思いきや急に男らしくなる目つき

大きな身体に抱きしめられた時に感じた安心感

好きなところを上げれば山ほど出てくる

ゴヌクくんは私のことどう思ってるんだろう

昨日の感じだと嫌われてはないようだけど…

とりあえず避けまくってたことは謝らないと

ベッドから降りゴヌクくんを探す

廊下に出るとお風呂場からシャワーの音が聞こえてきた

今シャワー中か…

出てくるまで待っとこ

ソファに座り待ってる間、ソユに電話をかける

prrrrrrr

ソユ「もしもし〜！昨日はどうだった？」

よかった…

ソユは大丈夫そうだ

ミンソくんがやばかったからソヌくんは大丈夫なのかと心配していたけど、何事もなさそうだ

『んー、今回はダメだったわ』

ソユには昨日のことは言わない方がいいだろう

ソユ「そうなんだ！こっちはいい感じだったんだけど、ソヌくんがミンソくんと連絡が取れないって心配してるんだよね。何か知ってる？」

昨日のミンソくんの状態を思い出す

ゴヌクくんに殴られ顔面が原型ないぐらい血だらけでボコボコだった

あれはしばらく入院レベルだから連絡が取れないのかなぁ

『そのうち連絡取れるんじゃない？』

ソユ「確かにそうだね！今は家？」

『ううん！色々あって今はゴヌクくんの家にいるの』

まあ、これぐらいは言ってもいいだろう

ソユ「ええぇぇぇぇぇ！！なんで！！！！？ゴヌクの家！！！！？」

急な大声に耳がキーンとなる

『また会った時に話すよ！』

今度ソユに今の気持ちとかこれからどうしたらいいか相談してみよ

ソユ「了解！楽しんでね！」

『うん！ありがと！じゃあね〜』