ゴヌクside ページ27
唇を離すと照れたような少し嬉しそうなAさんを見て安心する
ゴヌク「これで消毒は完了です。ちょっと出かけてきます。寝ててくださいね」
そのままAさんの顔を見ずに玄関を出た
バタンッ
玄関を出て大きく深呼吸をする
よくぞ…よくぞ耐えた
偉いぞパクゴヌク
お前は男の中の男だ
正直ずっと俺の理性はAさんを部屋に入れた瞬間からギリギリだ
何回も何回もぶっ飛びそうになった
いまだに心臓はうるさい
けど、あのクソみたいな男と同じことをして怖がらせたくないから必死で抑えていたけど、最後のキスはもう限界を超えた
離れないと大変なことになってただろう
まじで可愛すぎる…
俺の服を着てるだけでも反則級に可愛いのに…
気持ちを落ち着かせる為に外をあてもなく歩く
空を見上げてもここは繁華街が近いからそんなに星は見えない
prrrrrr
携帯を出すとちょうどかけようとしていた相手から電話が来た
ゴヌク「もしもし、どうなりました？」
「こっちで処理はした。てか、もうほぼ死にかけだったぞ」
電話の向こうで静かに笑う声が聞こえる
ゴヌク「ありがとうございます。」
先ほどAさんが風呂に入ってる間に連絡したのに、もう処理をしたとは…
さすが裏社会を牛耳っているだけはある
ゴヌク「リキヒョンまた何かありましたらよろしくお願いします」
リキ「おう、任せとけ。じゃあな」
すぐに電話を切ったヒョンは今日も忙しいのだろう
わけもなくただ歩いても考えるのはAさんのことばかり
秘密基地で俺が暴走して以来ずっと避けられていたから、まさかこんな形でまた話せるとは思わなかった
最悪の形だけど…
やっぱりあの男は俺が殺しておくべきだったと少し後悔する
あんな可愛い俺の大事なAさんを…
ああー！思い出しただけでイライラする
理性を保つ為に外に出たのに、もうすでにAさんの顔が見たい
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のあ - リッキーどしたw (8月15日 17時) (
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作者名：花束 | 作成日時：2023年5月8日 10時
