後輩のゴヌクくん (ページ3)

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勧誘が終わり部室に戻ると早速2人しかいない先輩に激しく歓迎された

「噂のイケメン新入生に話しかけられてたじゃん！今年はそいつ目当てで新入生が殺到しそうだね！」

『ジェイオッパもジェイオッパ目当てで入って来る新入生を増やしてくださいよ』

ソユと同じく興奮しているジェイオッパを押しのけてソファでゲームしているカムデンオッパの隣に座る

カム「去年より大活躍じゃん」

『まだ入ってくれるって決まったわけじゃないです…』

「まあ、確かに」と言うとオッパはそのままゲームに目線を戻した

だが3日後大変なことが起こった

授業が終わったあとソユが慌てて今すぐ部室に来いと電話をするもんだから、向かうとあの噂の新入生がサークルの申込書に名前を記入しているとこだった

私に気付くと「こんにちは」とあの笑顔で言う

『え、なんで？？？』

「楽しそうだったので」

いつも笑顔で答えてくれる彼の手元に書いてある名前を見る

『パクゴヌク？』

ゴヌク「はい！経済学部1年パクゴヌクと言います。よろしくお願いします！」

体格通り元気な子だなぁと感心する

『私は経済学部3年のイAです。このサークルは2年がいないのでわからないことがあったら私かソユに聞いてください』

ちょうど部室にはサークルメンバーが4人全員いるのでゴヌクくんに自己紹介する

私とソユ以来の新入部員なので、皆が大喜びだ