59 omi side ページ9
さえこがあいつの顔を見ると、あいつは怯えた表情をした
そのときのさえこは
冷酷そのものの顔をしていた
その場にいた全員が
状況を察して駆け寄ろうとしてたNAOTOさんまでが固まった
誰も動かなかった
それくらい、さえこの表情には
冷たさと闇が漂っていた
NT「さえこちゃん！大丈夫！？
リナちゃん、救急箱持って来て！」
リ「は、はい！！」
そうしてリナは慌ただしく駆け出してった
臣「おい、あんた何したかわかってんの？」
E「…事情はよく分からないけど、さすがにないよね、これは」
岩「上の方に、聞いた方がいいかもしれませんね、俺連れていきます
ほら、早くきて」
NK「岩ちゃん2人で連れてこう」
岩「直己さん、ありがとうございます…
ほら早く」
そうしてあいつは連れてかれた
リ「救急箱…っはあっ
もっ、もって、きました…」
あ「リナちゃん、そんな、大丈夫だよ私は
ごめん、ありがとうね」
リ「何言ってるのさえこちゃん！
そんな血出てて大丈夫じゃないよ…！」
リナは珍しく本領を発揮して(?)素早く手当をしてた
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作者名：さえこ | 作成日時：2017年7月9日 13時
