良い子になんてならない…<登坂広臣>… 2 (ページ49)

今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:43,863 hit

49 omi side ページ49

NT「…この数日間黙っていて、申し訳ありませんでした」

HI「……何故すぐ報告しなかった」

NT「……………」

HI「…答えなさい」

NT「……戻って、来る事を…

多分メンバー誰しもが…否定したく…なかったんだと思います…」

すみませんでした、と謝る直人さん

岩「……すみませんでした

連絡、個人的に取ろうともしていました…

結局、繋がらず…」

HI「…なぜこんな事になったのか、心当たりはある？」

NT「…何もありません

何も…俺たちも分からないんです」

長い沈黙が流れる

NT「HIROさん、お願いがあります」

HI「…なんだ？」

NT「あいつの居場所を、探していただけませんか

話がしたいんです

許すつもりがあるとかないとか、そういうことではありません

でもどうしても…このままにしてはいけない気がするんです

話が…したいんです」

HIROさんは怪訝な顔で俺を見た

HI「…お前も居場所は、わからないのか」

臣「…え……」

HI「最近、行動が奇妙だと報告を受けてた

さえこを探していたんじゃないか？」

岩ちゃんと直人さんがびっくりした顔で俺を見た