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……別に男慣れ正直してない、むしろどちらかと言ったら苦手寄りだと思う
いつも無理してキャラを作り上げてる
ずっと演じてる感覚
しかも登坂さんだから無駄に緊張しちゃうし……
………ん？まてよ？
登坂さんだからって何か緊張することが……
え？
わたし、好きなのか？
…いや、そんな純粋な想いとか、もう全部捨てたし
そんな誰かを好きになるとか、今のわたしにはもう出来ないって…
臣「………zzz……」
あ「……はっ！
ちょっと！遅刻するし！この状況おかしいですから！
登坂さん！！」
臣「うーん…もう、扱い荒いわ…
女の子たち大体優しく扱ってくれるのに…」
……
…じゃあその子達のとこ行けばいいじゃん
わたしのことなんかほっとけばいいじゃん
ああもう…イライラする…
臣「いてっ
ちょっ、おま、商売道具だからな！？」
思いっきりデコピンしてやった
あ「真っ赤に腫れたおでこでも晒しとけばどうですか」
もう、気付いた時には遅かった
わたし
……登坂さんのことが好きなんだ
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作者名：さえこ | 作成日時：2017年7月9日 13時
