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あ「じゃあ私はタクシー拾って行くから、ここでバイバイね？」
か「ちょっと待って」
って言って大通りのど真ん中でキス…
か「またね、のキス♡
また連絡するねさえこ」
あ「うん、ばいばいっ」
全力の笑顔でさよならして
振り返った瞬間真顔
ああーあの非常識男…道のど真ん中でキスとかどこのバカップルだよ
なんか突然嫌になって一人で口を拭きまくった
あ、意外とまだ時間ある？？
良かった〜ゆっくり行っても余裕…
そのとき視界に入った見慣れた車…
嘘
通りの脇に止まっていたその車から降りてきたのは
登坂さん……
更に助手席から降りてきたのは岩ちゃん
やばい、今の見られてた？
普通に嫌すぎる…
岩「さえこってこーゆーとこ使うんだ…意外
昨日飲んだ時はこーゆーとこ頻繁に使う人は無理って言ってた」
あ「……理想と現実じゃ違うよ」
臣「…ていうかお前な
道のど真ん中で堂々といちゃつきすぎだから笑」
別に登坂さんに関係ない
なんかイラッとしてムキになってしまった
あ「別に私が何しようと、私の勝手じゃないですか」
別に私がどんな生活してようと
この人達には関係ない
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作者名：さえこ | 作成日時：2017年7月9日 13時
