ステージの上の君。 ページ7
RU「アニョハセヨー!!!」
RY「GENERATIONSイムニダー!!!!」
大きな声で拙い韓国語を叫んでいた。
韓国にもファンが沢山いるようで客席は熱気であふれていた。
メンバーもさっきのことがあったから少し敏感に反応していた。
ホソクは結構ダンスを興味深々で見ていて、テヒョンもさっきのことを忘れたのか何なのかちょっと動きがのっている。
多分自分が好きだった感じだったのかもしれない。
JM「ねぇねぇ。ヌナ。」
小声で話しかけてきたジミンちゃん。
「何?」
JM「あの人たちってさ、EXILEの人なの?」
「え?何で?」
JM「だって、from EXILE TRIBEって書いてあるから。」
「あーそれはね、EXILEの直属の後輩だからだよ。」
JM「あーだから。」
「まぁEXILEと兼任してる人もいるから、実際にはあの人達の中には本当のEXILEの人もいるけど。」
JM「なんかNCTみたい。」
「ちょっと違うけどねw」
JH「だから、あんなにダンス上手いの?」
「そりゃ、何万人のオーディションから選ばれたし、グループができるごとに夢者修行って言う修行2〜4年ぐらいするしね。」
JH「練習生ってこと?」
「それも違う。」
JH「えーわけわかんないよ。」
「んー夢者修行は最終オーディション?みたいな感じで全国回るんだって。」
JH「全国まわんの!?売れてない時から!?」
「まぁね。でかいライブ会場とかじゃなくてモールのステージとか?道とか?色々してる。って言われた。」
JH「なんかよくわかんないけど大変なんだね。」
「そりゃ、EXILEの血を引くんだからそれぐらい大変でいてもらわなきゃってことでしょ。」
JK「俺らは何側なんですか?」
「んー作る側?」
JK「血を?」
「うん。」
RM「血を作る側も重いよね、受け継ぐ側もだけど。」
YG「それだけのことやってるってことだジョングク。」
JN「やー人の演出見ないで何今後の話しちゃってんのさ。」
「アニ。ちゃんと見てる。」
JN「あらっ。オンマに歯向かわないの!」
「ミアネミアネ。オンマ。」
JN「もうっ…」
、
あの泣き虫があんなになるなんて思ってもなかったかもな。
少し、かっこよかった。かもしれない。
なんて考えていた。
テヒョンの今にも崩れてしまいそうな瞳を知らずに。
162人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:サラム | 作成日時:2021年9月4日 18時