ゆらゆら ページ21
フラフラと街の中心にある道を歩く。
人人人。
沢山人がいすぎて嫌気がさす。
タイムリミットまであと5時間。
なんだよ夢って何すればいいんだよ。
PDニムに言われた言葉が離れなかった。
家に帰るとアッパがいた。
久しぶりに帰ってきたらしい。
FA「A。アッパと話そうか。」
何か悪いことをしただろうか。
点数だって常に上位だったし、ダンススタジオにもちゃんと通ってる。
私は何かしてしまったのか？
思い当たる節が無かった。
FA「A。ジュハのことをしっかりと覚えてるか？」
「何言ってるの？当たり前じゃん。」
オッパは永遠の憧れだ。
FA「お前はジュハに取り憑かれている。」
「えっ？どういうこと？」
FA「ジュハはお前がそんなふうになることは望んでないぞ。」
イライラする。
ジュハオッパの何がわかるんだ。
「ジュハオッパがなんで望んでないって分かるのよ！」
スッと渡されたボロボロのノート。
そこにはシンジュハと書かれており、ハングルで日記と書いてあった。
オッパがこんなの書いてたの私はしらなかったよ。
ハングルを練習するために書いた日記らしい。
ペラペラとめくっていくと、はらりと何かが落ちてきた。
手紙だった。
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作者名：サラム | 作成日時：2021年7月18日 15時
