LOVE SCENARIO (ページ18)

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追いかけられるページ18

「だーかーらー!何度も言ってるじゃないですか！私は行きません！」

PD「いや、君には来てもらわなきゃ困る！」

このやり取りを続けて早2週間。

私は彼に追われ続けている。

彼に誘われたとき私は即答ですぐに断った。

だが、彼は諦めなかった。

私は色んな事務所からオファーが来てる。

しかも、結構有名なところから。

あとは、パパのところからも。

だから、そんなできたばかりでデビューできるか分からない弱小会社の相手をするわけが無かった。

そんなある日。

彼に連れられて私はロサンゼルスの街に出ていた。

沢山のダンサーが踊ったり、ラッパーが歌ったり、シンガソングライターが歌ったり音であふれる場所をなぜか、2人で歩いていたのだ。

「どこ行くの？」

PD「君に聞きたいことがある」

「話噛み合ってないけど。」

PD「聞きたいことがあるから連れ出したんだよ。」

「ふーん。何？聞きたいことって。」

PD「君に夢はあるかい？」

、

やめてよ。

、

、

それは私の弱点なんだから。