下 ページ23
あれれぇ〜?なぁんかデジャヴ??
『そっくりさん?』
「フッ……俺のようなクールな男に似ているのは、我が兄弟だけの筈だが?」
『……んん?じゃあなに、五つ子なの?』
「六つ子だ」
緑と紫を抜いた先には、青い人が立ち塞がっていた。
『六つ子ぉ?今までの、ぜぇんぶ兄弟な訳ぇ?すごーい……てか、もう一人いるのぉ?』
「………会いに来たんだろう?我らが長男に」
『………ここのボスが、あんたらのボスなんだぁ初耳ぃ』
「知らないでここに来たのか?」
青い人がすごい驚いた顔でボク見る。え、なになに、熱情的だねぇ
『やん、照れちゃう』
「…………」
『………………』
沈黙が痛い。
『はぁ…冗談は置いといて。早くボスに会わせてくれない?お話したいだけなんだけど』
「フッ……はい、わかりました、とでも言うと思ったか?富士組の人間を相手に」
『…メンドくさいなぁ……そもそも、ボクのに手を出したのは、そっちでしょ。話を通すぐらい、したらどうなの』
もう、ボクの仕事時間はいつもの倍だ。とっとと終わらせて、寝たい。
『退かないなら、力ずくで行かせて貰うよ』
素早く青い人に近付き、ネクタイを掴む。そのまま顔を引き寄せ、キスのできる直前の距離を保つ。
『…野郎でも、ボクは食べちゃうよ』
「なっ……!?」
青い人は真っ赤になって………その気があるのかな。男が対象、みたいな…
『早く、あんたのお兄ちゃんを呼んでよ』
「…う、あ」
「わー!!ズルいぞ、カラ松ぅ!!!!」
『……は?』
意味わからんことを叫びながら、赤い人が現れた。
ズルいって、なんぞ。
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おトク(プロフ) - 攻め主最高今日も快眠 (2019年7月30日 20時) (
レス) id: 8135fdc69e (このIDを非表示/違反報告)
クロノル(プロフ) - 続編おめでとうございます。楽しみにしていました。これからも楽しみにしています！これからも頑張ってください (2016年8月25日 13時) (レス) id: 8eb9e07c57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐渡の音 | 作成日時：2016年8月23日 14時
