その後��__you ページ45
臣さんに渋々今日の飲み会の承諾を得て
とうやとタクシーで向かっていた。
今日現場にいなかった他のメイクさんは
他の仕事が終わり次第、現地集合。
とうや「お前、飲み会ちゃんと俺の隣に座っとけよ」
『は？なんで？嫌なんだけど』
とうや「聞いてただろ。お前のこと狙ってるやつ結構いるって」
『……』
とうや「臣さんに頼まれてるし」
いや、なんで？
なんでそこ団結してるの。
とうや「臣さんを困らせたいなら好きにすれば？」
『ほんとうざい』
とうや「お前な」
『わかったよ。
臣さんに言われてるならちゃんと言いつけ守る。
……とうやってのが癪でしかたないけど』
とうや「……お前、その態度臣さんの前でもやってんの？」
『は？好きな人になんでそんな酷い態度とる必要あんの』
とうや「酷い態度って自覚はあるんだな？」
元カレに媚び売ったり、優しくする意図が私にはわかりません。
『海さんの隣が良かった』
海さん、今日の飲み会楽しみにしてたのに。
とうや「お前もうちょっと俺に優しくしよ」
『無理』
宴会場のお店に着き、中に入ると結構もう集まっていた。
ギリギリまで三代目と現場いた私たちは当然最後の方。
マネージャーさん達は送り届けるからもっとあと。
幹事の人がここにどうぞ！って言うからそこに腰を下ろすと
当然かのように隣にとうやが座った。
仕方ない。
スタッフ1「おいー、とうやいつも
Aちゃんと一緒に仕事してんだから今日くらい隣変われよー」
スタッフ2「そうだぞ！Aちゃんこっちおいで！」
って、奥のテーブルに呼ばれる。
とうや「臣さんにボディーガード頼まれてんすよ！」
スタッフ1「なんだよガード硬ぇなほんと！」
『後でご挨拶に行きますね』
なんとか流して、座り直したころ
ちょうどELLYさんのメイクが来て、私の反対側の隣に腰を下ろした。
『お疲れ様です』
ELLYメイク「お疲れ！」
とうや「もしかして、臣さんにボディーガード頼まれました？」
ELLYメイク「お、もしやとうやも？」
え、やだ。
『そんなの断ってくれていいですから…』
恥ずかしい……
ELLYメイク「まぁまぁ、これも愛だよ！(笑)
最近急激に上昇した気がするけど」
『……』
みんな、鋭い。
少しして、ある程度揃ったという事で
チープが乾杯の音頭をとった。
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omigirl(プロフ) - りこさん» 最後までご覧頂きありがとうございました！光栄なお言葉にも感謝です☺️ (10月19日 21時) (
レス) id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
omigirl(プロフ) - maiki042625さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。思うことはみんな同じですね...😭 (10月19日 21時) (レス) id: 22df992226 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！陰ながら楽しませてもらってました！お話とても面白かったです！！ (10月18日 21時) (レス) @page42 id: c4c1d5cc21 (このIDを非表示/違反報告)
maiki042625(プロフ) - 素敵な小説ありがとうございます。私も本を読んでずっとファンでいて良かった。と再確認しました(^^) (10月18日 21時) (レス) @page42 id: 624b9b8d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：omigirl | 作成日時：2023年10月9日 20時
