68.総悟の気持ち ページ26
総悟side
あの後、俺はAの家に寄っていた
俺の口から出た言葉
“ずっと前から好きだったんでさァ”
俺はそんな前からAを好きだったのか
自分の気持ちに4年間も気付けないとか俺どんだけ鈍感なんでィ
いや、気付きたくなかったんじゃないのか?
伝えてしまえばどっちに転んでも今まで通りの関係は崩れてしまう
それが怖かったんじゃないのか
でも、薬を使ってでも、自分とAの気持ちが知れてよかったから結果オーライっていつやつかねィ
……本来この薬は正直になったAから欲しいもん聞き出すために使おうとしたんだけどねィ
総「あの薬、ほんとはお前の欲しいもの聞き出すために使ったんだけどねィ
お前がいきなり告ってくるとは想定外だったぜィ」
貴「そうだったの!?それならそうと早く言ってよ!
なんで私告白なんてしたんだろう」
顔がめっちゃ赤くなってるw
からかいがいがあるな(黒笑)
総「それは自分に正直になったからだろィ?
それで晴れてカレカノになれたんだから別にいいじゃねぇか」
貴「うっっ……///」
総「それで、誕プレなにが欲しいんでィ?」
貴「総悟の愛(即答)」
総「はあっっっ!!!」
貴「それは冗談だから
○○菓子の和菓子詰め合わせでお願いします♪」
総「別に俺からの愛でもいいけど、それはやっぱり急には……もうちょっと時間を置いてから(ブツブツ)」
貴「総悟くん、聞いてるかな?私が欲しいのは和菓子詰め合わせだよ?」
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作者名:さくら | 作成日時:2016年3月21日 19時