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45.女(妙)の勘ってすごいね…… ページ2

貴「〜〜〜でね、面白かったんだ♪」

今私たちは屋上でお昼ご飯を食べながら最近あった面白いことを喋ってるんだ♪

妙「そういえば、沖田くんの態度、あれからどうなったかしら?」

貴「そういや、そんなこともあったねー。なんかね、ホワイトデーあたりからいつもどおりに戻ったよ!ていうか、前よりも喋りかけてくるんだ♪」

妙「それはよかったわね!でも、アレってほんとは単純なことなんだけど、Aちゃんには少し早かったかもね」

そうなのかな?

神「そうアルよ。私だってこれくらいわかるネ」

えっっ!神楽ちゃんにでもわかるようなコトだったの!!
なんか、ショック……

神「A、今失礼なこと考えたアルな。お詫びとして、そのタコ様ウインナーを私に献上するヨロシ!!」

嫌だよ、タコさんウインナー好きだから最後のお楽しみにしてたのに!

貴「タコさんウインナーだけは嫌だよ。てか、タコ『様』ウインナーってなんだよ、様って」

私はお腹を抱えて笑った
だって、タコ『様』って……タコ『様』……ヒヒお腹痛い

神「おい、たかがそんなもんでツボるなよ。」

ごめんなさい神楽ちゃん、お願いだからそんな冷たい目で見ないで

そんな会話をしてる横で妙ちゃんがサラッと爆弾を落としましたとさ


妙「まあ、いつもどおりに戻ってよかったじゃない。じゃあ、私の卵焼きあげるわ」

私と神楽ちゃんの顔が青ざめた

貴「た、妙ちゃん?今の感じでどうなったらその物体?を食べることになるの?」

神「そうアルよ、姉御。なんでアルか?」

妙「Aちゃんと沖田総悟の仲が戻ったお祝いの品みたいな感じかしら」

いや、そんな人指し指を顎にあてて小首かしげても、かわいいけど意味ないからね!

貴「いやー、その、お弁当食べちゃってお腹いっぱいだなぁなんて……アハハ

神楽ちゃんだったらまだお腹空いてるんじゃない?」


神「ちょ、お前なになすり付けてるアルか!!
姉御、私今日のアンラッキー食べ物卵料理だったネ!
ごめんアル!!」


私も神楽ちゃんも一生懸命妙ちゃんに頼んだ
でも、妙ちゃんの額の青筋がピキッっていったのは気のせいだよね?!


妙「お腹いっぱいだろうが、アンラッキー食べ物だろうが、私が腕によりをかけて作ったっていってんだからさっさと食べろや!!」

そう言って私と神楽ちゃんの口に暗黒物質が放り込まれた


口にいれた瞬間に広がる炭の味、そして何とも言えないこの不快感……




パタッ





私たちの意識は途絶えた…

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作者名:さくら | 作成日時:2016年3月21日 19時

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