無題4

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『…ただいま』
誰も居ない家に言う
いつからこの家に居たのかは覚えてない…
いつの間にかここにずっと暮らしいていた…という感覚がある

『……』
飲料ゼリーを飲む…
食べないよりかは良いか…
Freshからメッセージが来た…
何食べてる、か…
飲料ゼリー飲んでる…と送ると既読がすぐに付いた
偉い…それだけだった

Inkの方は…既読は付いてる…忙しいんだろうか

『はぁ…』
寝間着に着替える気力が沸かず、そのままベッドに横になった
『……』
やっぱり横になってる方が楽
徐々に眠気が来た…
このまま寝てしまおう…と思い目を瞑った


【♪──】
『…ん…？』
着信音…？Freshから…？
『はい…もしもし…？』
【寝てたか？】
『ちょっとだけ…何…？』
【メッセージ送ったけど既読が付かなかったから心配してな…】

『…そう』
【何あっても可笑しくないからな…】
『うん…そうだね…』
【今、暇か？】
『うん』
【ちょっとこっち来れるか？】
『うん…すぐに行く』
【いつもの所で待ってるからな】
『うん』

と電話を切ってInkから返事が来てるか見る…
感謝の返事が来ていてスタンプで返した


ボサボサになった髪を梳かして財布とスマホを持って家を出た

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