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薬作り ページ1
『っ…！』
はっ…と気付いたときには天井が見えた…
「よう、気分はどうだ？」
『…最悪』
「HAHA！そうか！最高か…！」
逆なのだが…それを言う気力は無い…
今は…
『……薬、どんなの？』
「あぁ…後で知らせる」
『…なんで夢を見せたの？』
「ネガティブを食いたかった…それだけだ」
『…そう』
朝食を済ませた後…
「…これで作れそうか？」
『…うん』
「じゃあ、これ作れ」
リストを受け取り、捲った…
…何度も作ったことがある
『……』
教わったやり方で作る…
…出来た…
試験管に入れて…固めに閉めた…
…解毒剤も作っておくか
何に使うのか分からないし…正直に言うと考える事は全く分からない…
『……』
よし…出来た…
『…出来た』
「おー、あんがとな」
『…何に使うの？』
「ちょっとな？街にばら撒こうかと」
…なんだ
『解毒剤…作る必要なかった』
「作っていたのが驚きだな」
『…何に使うのか分からなかったから』
「くだらねぇことに使わない…材料が勿体ねえだろ？」
『うん…』
「で、ソレ何に使うんだ？」
『…考える』
と解毒剤を鞄にしまった…
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