私のお医者さん【NEXT4】第三弾

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〜柳田先生〜



柳「祐希！」


石「準備出来てます！」





細くて白いAの腕に気管支拡張剤とステロイドを点滴する。



酸素マスクをつけさせて！最大に送る。




今度こそ、聴診器で胸の音を聴く。





柳「だいぶ喘鳴なくなってきたな。
祐希。あと任せるわ。もう診察行かなきゃ。」


石「そばにいてあげてください。」


柳「でも……」


石「ちゃんと関田さんに押し付けておきましたから(笑)」


柳「本当か……？！」


石「その代わり、なんか奢れって言ってましたけど(笑)彼女さんも、目覚めた時に知らない男が側にいたら気持ち悪いっすからね(￣∀￣)」


柳「本当にありがとうな。」









A……


無理すんなって言ったろ………


なんでだよ……





あ「んんっ……」

柳「A？大丈夫？」

あ「まさ……なんで……」

柳「電話番号してもでなかったから。
無理するなって言ったのに……」

あ「ごめんなさい……」

柳「謝らなくていい。本当に無事でよかった。」







念のため、何日間か入院することになったけど、

退院する頃には、発作も全然起きなくなったし、

本当によかった。









もう二度と、Aに不安な気持ちにさせない。





そう、心に決めた。

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