彼と私の交わる点

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〜相澤side〜

ふられました。

１人で音楽室までとぼとぼ歩いて、

１人で音楽室に入る。




誰もいない。

そりゃそうか。まだ早いもんね。





……１人だと、悲しくなっちゃうよ……



み「好きな人って誰なの？……」



どうしよ、

涙が止まらない。




？「どうしたの？」


み「愛……」



クラリネット担当の愛。


み「愛〜〜っ！」

愛「どうした？！何があったの？！
よしよし……
大丈夫？落ち着いた？」


み「私の恋は終わりました。
ふられたよ……」



こんなこと相談するのA以外で初めてだよ。




愛「誰にこくったの？」

み「柳田君……」








愛「えっ？
柳田君ってAと付き合ってるんじゃないの？」


み「は？
……そんなの聞いてない……」


愛「夜にね？犬の散歩してて、たまたま公園の前を通ったの、そしたらさほら、」




愛は写真をみせてくれた。

ブランコに座って、仲良さそうに話す

Aと柳田君の、





愛「あとさ、図書館で二人で勉強してたよ？」








Aは、私の親友で、

応援してくれるんじゃなかったの？

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