彼と私の交わる点

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〜柳田side〜


やっぱり今日もあいつらがきた。


そして、やっぱりからかわれた。



でも、いつもと違うこと、それは

Aに言われた『大丈夫』の一言。



今まで何回も、今日こそはって思って来たけど



本当に今日こそは……


そう思っていた時だった。




男子「––––––こっちはいつスタメンはずされるかヒヤヒヤしてる–––––」



は？一回スタメンに選ばれたからって、


調子にのって練習サボってるやつにいわれたくねーよ……




ふざけんな………



柳「ふざけんなっ！」


男子「な、なんだよっ！」


柳「俺がいつ余裕を見せた！
俺が主将になったのも、スタメンに選ばれたのも、全部努力してきたからなんだよ！
俺にはひとつも余裕なんてない、だから、必死に
練習してきたんだよ！
自分にできないことができてる俺に嫉妬して、嘘八百並べて噂ながしてなにが楽しいんだよっ！
そんなに俺を妬んでるんなら、実力で勝ってみろよっ！」




男子「……なに…いってんだよ…」
男子「お前に勝つとか、余裕…だし…」



柳「じゃぁ、見せてみろよ。
今日の昼休み体育館にお前らWS、そしてS連れて3人でこい。」





こんなこと言ったの初めてだ。



こんな俺らしくないことさせるなんて、



Aの笑顔は強すぎる。

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