彼と私の交わる点

14・過去 ページ15

〜次の日〜

やっぱり今日も祐希はいじめられてる。


でも、今日こそは。


男子「祐希ー！
昨日も監督の前でs((あ「いい加減にして！」


男子「はっ？」


祐「Aっ！」


あ「黙ってみてたけど、もう我慢の限界。
祐希のこといじめて何が楽しいの？
人が困ってるところみて何が楽しいの？
あんたたち、ずっとベンチにも入れてないから
祐希に嫉妬してるんでしょ？！
祐希が活躍できてるのは、祐希自身が努力した
から。何にも努力しないで活躍できるわけ
ないじゃない！」


男子「なんでお前に言われなきゃいけねーの？」
男子「バレー部の俺らと吹奏楽部のお前じゃ
なんの接点もないんだよ！」
男子「口突っ込むな！」


パァン！



痛い。…………こんな痛みに祐希はずっと耐えてたの？


祐希……もっと私を頼ってよ……

どうしよう涙が止まらない……


祐「おいっ！
なんでAに手あげたんだよっ！
Aは関係ないだろっ！
そんなに人を殴りたいなら……
気がすむまで俺を殴れ！」

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