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景瑚｢A〜予習見せて｣
SHRが終わるとすぐに後ろから肩をつつかれた
高校生活2年目が始まって早々ずいぶんとマイペース
瑠姫｢おはよ｣
近くの空いた椅子を持ってきて当たり前のように私の机に肘をつく彼
瑠姫｢ねぇ！Aは純喜ともものこと知ってたの？｣
声を押し殺しながらも興奮ぎみの彼はどうやら昨日のことを話したくてうずうずしているようだった
『相談は乗ってたけど昨日告るなんて私も初耳だったよ笑』
瑠姫｢え!?あいつAにも言ってなかったんだ？｣
『まさか2人が本当に付き合い出すとはね笑』
景瑚｢え、純喜くんともも付き合ったの？｣
すぐ後ろで私のノートを写しながら会話を聞いていた彼が会話に入ってきた
『実は…笑』
景瑚｢え、がち？｣
明らかに詳しく聞きたそうな彼に体を向き直して昨日のことを話す
瑠姫｢あ、純喜と仲良いんだっけ？｣
景瑚｢うん、王子の話もよく聞いてたよ｣
瑠姫｢王子って…笑｣
タイプの違う2人の絡みは少し面白いかもしれない
景瑚｢へぇあの2人がね…純喜くん趣味悪っ｣
顔色一つ変えずそんなことをぼそっと言う彼に私達は自分の耳を疑った
景瑚｢あっじゃなくて…俺ならAを選ぶのになぁってね！｣
『へ？』
瑠姫｢は？｣
少し慌てたかと思うとペンを止めて頬杖をつきながらそんなことを言うもんだから私達は余計訳が分からない
景瑚｢だってAって性格良すぎるじゃん？こんな幼なじみ近くにいたら好きになっちゃうでしょ！｣
急に何を言い出すんだと戸惑ってしまったけど
｢ありがとう｣と私の前に差し出されたノートでやっと彼の真意が掴めた気がした
『別にそんなお世辞言わなくたってノートくらい見せていあげるから笑』
景瑚｢あ、バレちゃった？笑｣
おどけてみせる彼のお調子者具合は私の思った以上らしい
景瑚｢ところで王子はさ、もものことどう思ってる？｣
隣の瑠姫に景瑚はまたもや唐突な質問を投げかけた
何でそんなことを聞くのかさっぱり分からなかったけど
それは私がずっと聞きたかったようなそれでいて聞きたくなかったような質問だった
瑠姫｢え、俺が？どうって…可愛い友達？｣
景瑚｢…まぁそうだよね〜｣
瑠姫から視線を落とした彼の横顔はまだ見た事のない、少し影を帯びた表情をしていた
可愛いか…
まぁそれはそうだ
ももが可愛いなんてそんなこときっと全国共通認識
私は1回でも彼にそんな風に思われたことはあるのかなぁ…なんてね
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saco(プロフ) - ゆかさん» またまたコメントありがとうございます!!きりが悪いと思いましたが一応考えていたラストまで書くのはありですかね!?番外編とかも入れつつなるべく沢山待って頂いた皆様のご要望にお答えしたいと思ってます´`* (2022年3月11日 0時) (
レス) id: c153074c6b (このIDを非表示/違反報告)
saco(プロフ) - きょんさん» コメントありがとうございます!!楽しみにして頂けてるだなんて嬉しすぎます！きりが良い方がいいのかなと考えていたのですがそんな風に言っていただけて感動です；； (2022年3月11日 0時) (レス) id: c153074c6b (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 付き合ってからの2人のその後がめっちゃ気になるのでラストまで更新して欲しいです(><)あたしの予想では結婚してもラブラブでいる可能性ありですねwww///♡更新頑張ってください☆ (2022年3月10日 22時) (レス) id: 4e419ef1ed (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 予定通りラストまで更新希望です！毎日の更新すごく楽しみにしてるので、更新再開されて嬉しいです(^^) (2022年3月10日 13時) (レス) @page49 id: 199408426c (このIDを非表示/違反報告)
saco(プロフ) - ゆかさん» 初コメありがとうございます´`*私生活が落ち着いてきたのでたくさん更新予定です☆みなさんのご期待に添えるようなラストを目指して頑張らせて頂きます!! (2022年2月27日 14時) (レス) id: c153074c6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saco | 作成日時：2021年9月4日 23時
