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『A！？ど、どうしてここに。。！
き、君は？もしかして中間くんのところの？？』
お父さんはびっくりした様子で話しかけてくる。
え？でも、なんで淳太くんのことしってるの？
淳太『ご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。Aさんと仲良くさせていただいております。中間淳太です。東城財閥の当主様にお会いできるなんて光栄です。』
その言葉を聞いて私は驚愕する。
へ？東城財閥の当主？
へ？
お父さんが東城財閥？？
どういうこと？
知らない情報ばかりでついぽかーんとしてしまう。
そんな様子を見ていた私のお母さんは、
『あら。A。驚いた？？ふふ。
中間くん。初めまして。Aの母の東城静です。』
なんて優雅に挨拶をしている。
いや驚いたも何も、あの世界的に有名な東城財閥の当主が自分の父親だったなんて。
私は何も知らなかった。
『中間くん。挨拶が遅れてしまって申し訳ないね。東城財閥当主の東城達也です。娘がお世話になっているようで。。Aに男なんぞまだ早い！なんて思っていたんだが。中間くんの息子さんなら安心だな。娘をよろしく頼むよ。』
中間くんの息子！？
どういうこと！？
てかなに勝手にお任せしちゃってるのよ！
そう思いながら淳太くんをみると。
『はい。お任せください！東城様のことは僕の父からも色々話を聞いています。父も今日このパーティーに参加する予定なのでよろしくお願いします。』
なんてにこやかに話しているし。
聞くと、私のお父さんと淳太くんのお父さんはお互いに親友同士らしくてお母さん同士もとっても仲が良いらしい。
え？
私全然聞いたことなかったんだけど？？
なんて思っている間に。
お父さんとお母さんは他に挨拶があるからと颯爽と去って言った。
帰ったら色々と聞かないと！！！
そういえば。。
「ねぇ。淳太くん。なんで私の家が東城財閥だって知ってたの？？」
『ああ、それのことなんやけど、Aの苗字を聞いた時にもしかしてってなんか引っかかってん。東城なんて苗字そないにたくさんおらんし。それでたまたま、おとんと東城さんが親友ってこと知ってさ、俺と同い年の娘さんがいるってこと聞いてピンときたってわけ。でも知ったのは最近やで。』
「そうだったんだ。」
なんか今日は色んなことありすぎて、頭がパンクしそう！
少し休憩したいし、お手洗いに行こうっと。
「ごめん。ちょっとお手洗いに行ってくるね」
『おん。気つけてな。』
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作者名：しゃちお | 作成日時：2017年10月1日 3時
