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----次の日のお昼休み。
いつもお弁当持参の私と紗奈。
でも今日は久しぶりに学園のレストランでランチしようって前々から約束してたんだよね〜！！
2人でテラス席に座る。
『わ〜美味しそう♡Aのやつも美味しそうだね！！』
久しぶりに学園のレストランに来たから、2人そろってウキウキしていた。
「本当に美味しそ〜！あっ、私の少し食べてみる？」
私が注文したのは、卵ふわふわオムライス。卵のフワフワ感とデミグラスソースがマッチする感じがたまらなく好きで、ここに来た時は大抵これを注文することが多い。
『え？いいの？やったーー！！私のも食べていいよ〜』
ちなみに紗奈が注文したのは、オマール海老のクリームパスタ。エビがプリプリしていて、とっても美味しそう。
『「ん〜♡たまらん！美味しい！！」』
こうやって、シェアして食べるのも楽しくていいな〜なんて呑気に思っていたら。
＜キャァァアーーーーー♡♡♡♡＞
耳を塞ぎたくなるくらいの、黄色い歓声がレストラン中に響いた。
「え？なにごと？？」
なにお祭り？え？ なんて頭の中がプチパニックになってる私の前で。
『またか。』
なんて呟いている私の親友。
え？なにこれ？なにが始まるの？なんて思っていたら。。
黄色い歓声の中心から、ある集団が現れた。
その中でも一際目立つ人。
「あっ。あの人…。昨日の。」
私のその言葉を聞いた、紗奈はびっくりした様子で話しかけてくる。
『え！？あの人って、もしかして中間君のこと？？昨日って？？え！なんかあったの？』
なんて紗奈の勢いにちょっと押されながらも、
「あー。なんか昨日ね、図書館で眠くなっちゃって。寝て起きたら、あの人が目の前にいたの。なんか顔が赤くなってたから、熱でもあるのかな〜なんて思ってたら、話しかけられてさ。」
昨日の出来事を紗奈に話す。
すると、
『えぇ！？』
っとすごくいいリアクションをする紗奈。笑
いや、芸人さんかいな！せっかくの可愛いお顔が、、、！
「あの人有名なの？」
何気なく聞いたら、はぁ。とため息をつく紗奈。
『ほんと周りに興味ないんだから。
やれやれ。。有名どころじゃないよ？？
あの人は学園でプリンスって呼ばれてるの。
中間財閥の御曹司で、あのスタイルと甘いマスク。学園中の女子の憧れだよ。
まぁ私は、ああいうの全然タイプじゃないけどね。』
なんてさりげなーく、ディスってる。。
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作者名：しゃちお | 作成日時：2017年10月1日 3時
