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#2 ページ4

客から次々と、オーダーが来る。

その度に、せっせと店内を走り回る。


と、玄関の入り口の鈴がカランと鳴った。

客が来た合図だ。


「いらっしゃいま…」

顔を上げると、言葉が途切れた。

客は、背の高い男性。

このカフェの常連で、私を見つけると、

爽やかな笑顔を向けてくれた。

私も、会釈する。

「席は、こちらになります。」

彼のそばに行って、案内をする。

名前は、知らないが…。

私は、

__彼のことが、好き。

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作者名:さつき | 作成日時:2017年11月19日 13時

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