太陽のようなあなた6 (ページ9)

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245.黄色Side　ページ9

半年前、照史とクリスマスの事で少し揉めた事を打ち明けられた

照史を傷つけたと落ち込む彼女
俺もフォローしようとしただけやのに…結果傷つけた事が引っかかって

Aと相談して、しばらく連絡を取ることを辞めた

電話もメッセージも、正月以降していない。

タクシーを待つ間、流星に絡まれる照史を遠目に見ながら、久しぶりに2人で話す

相変わらず忙しそうやけど、元気そうで安心した

「最近どうなん？仲良くやっとん？」
「うん。なかよしだよ〜」

アルコールが入ると舌足らずになる彼女

「…それにしては浮かない顔しとるやん」
「そぉ？きのせいだよー」

ほんのり赤い顔をしてヘラッと笑う

・

元々、俺とAは何でも話す仲。
雑談から、それなりに深刻な相談まで。

お互いに、一定レベルで気を許してる。

親友…なんかな。性別関係なく、信頼出来る友達。

「嫌なことがあった」と泣きつかれると、頼ってくれてるんやと嬉しくなった。

人から頼られるのって、自分を認められてる気持ちになるから嬉しい。

それ以上に、彼女に頼られるのは嬉しいんやけどな

でも、照史と付き合い初めてから…何かが変わった。