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279. ページ44

翌日


ホンマは朝から動く予定やったけど
午前中の予定はキャンセルして

昼からの予定だけに変更した

電話を終えて寝室に戻り
枕元でけたたましく鳴り響く
Aのスマホを止めた



当初の予定通りに鳴るアラームにも
目を覚ますことなく眠る彼女



元々、寝返りもほとんど打たないし
いびきどころか寝息も小さいから

たまにホンマに寝とるんか不安になる

心臓とか呼吸止まってへんかって
不安になって確認してまう俺



ベッドサイドに座り
手首や首筋に触れて安心する



頬を両手で包むと
眠る彼女の高い体温が手のひらに伝わる

薄く口を開けて無防備に眠る姿が
とてつもなく愛おしい



「好きやで」と呟いて
そっと唇にキスをした



起きたらすぐに食べられるように
飯でも作ろかな

あ、その前に買い物行こ

昨日女子勢から聞いた
Aが欲しがってた青いワンピース

高いから辞める言うてたって
こっそり教えてくれた友達に感謝



“午前中はのんびりしよな。ちょっと買い物行ってくる”
とメモを残し、静かに寝室から出た

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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年11月28日 10時

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