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267. ページ32

柔らかい目に戻った彼女

俺の頬を両手で包み

「照史くん、笑って?」と微笑む



心配すぎて表情が曇っとったんかも



仕事モードで口角を上げると



「照史くんの笑顔は太陽みたいで大好き」と笑うと

唇にチュッと温もりが触れた



「太陽?w」



真っ直ぐ目ぇ合わせて
そんな事言われたら照れるやん



「うん♥私の太陽!
 メッセージが来るだけでポカポカ」

「なんそれw」

「嬉しいからポカポカする

 一緒に居たらドキドキする

 照史くんの帽子見ててもドキドキする
 
 大好きだから」



まっすぐ向けられる気持ちに
恥ずかしさが限界を迎える



「もぉー恥ずいやん!ちょぉ黙ってw」

「なんでよ」と駄々をこねる彼女を抱きしめる

顔が見えなくなったら
少しは恥ずかしさも減る



「話してくれて…ありがとうな」



俺の言葉に顔を横に何度か振ると

彼女の腕が背中に回り


「心配かけて…ゴメンなさい」


と小さな声が耳元で聞こえた

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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年11月28日 10時

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