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「え!は?!どこで買ったん?!
即完売やってんで?!」
俺が欲しかったサングラス
限定版で即完売したから諦めとったのに
「ンフフフw秘密」
「待って待って!ホンマに嬉しい」
めっちゃ欲しかったヤツやから
ホンマにホンマに嬉しい!
芸能人のツテ使って探し回ったのに
一切手に入らんかった
どうやったんかは知らんけど
俺の為に必死に手に入れてくれたんは
よくわかる
「ありがとう…ホンマに嬉しい」
「よかったー♥」
貰った俺以上に嬉しそうな彼女
なんでやねんw
「なぁA?」
「ん?」
「めっっっっっっっっっ…」
「長い長いw」
「っっっちゃ好きやで」
「私も大好き!」
欲しい物をくれたからって事やなくて
喜んでる俺を見て
嬉しそうにしている彼女が
どれだけ俺を思ってくれているか
身にしみる
「どこまで好きにさせるん?」
「ん?wどゆこと?」
背中に腕を回し、強く抱きしめる
「側におってや。ホンマにホンマに好きやから」
「フフフ…照史くんかわいい♥」と肩を揺らす彼女は
俺からの言葉を濁したように見えた
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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年11月28日 10時