今日:9 hit、昨日:14 hit、合計:16,411 hit
小｜中｜大
151.すこし変更 ページ12
「怒ってないで？教えて欲しいだけやねん」
俺は年下やけど…頼って欲しいやん
体調悪い時くらい話して欲しい
「…風邪ひいてた…インフルエンザじゃなかったんだけど」
「そっか…何で話してくれへんかったん？」
「…心配掛けたくなかった…ただの風邪だし…」
心配掛けたくないって気持ちはわかるで
俺も同じや
ただの風邪なら余計
でもさ…
「淳太君には…言うてるのに？」
嫌な言い方になってもた
驚いた顔してAがパッと視線を上げた
処方箋と一緒に出てきた
小さな紙に書かれた手紙
・
『冷蔵庫に飲み物とサンドイッチ入れといた
何か欲しい物あったらメッセージしといて
仕事終わったら買ってったる
淳太』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：向日葵 | 作成日時：2021年9月18日 20時
