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356. ページ28

「姉ちゃん返して!
 まだナデナデしてもろてない!」



動じない流星
ホンマ凄いわ



人のあんなん
実際見ることなんてほぼ無いのに

至近距離&音付きで見せつけられて



少なくとも俺は

心臓バックバクやで?



神ちゃんも
真っ赤な顔のまま
俺の隣に移動してきた



「ちょ!待って待って!
 照史ってAさんの前やと
 こんな感じなん?

 キャラ変わっとるやん!誰やねん!」

「いや…俺も初めてみたわw

 いつもはもっと普通やで?
 多少デレとるけど」

「流星もキャラ崩壊しとる…
 のんちゃんみたいになっとる」



目の前で相変わらず
ギャーギャー揉めてる照史と流星


こうなる事は簡単に想像出来たのに
流星を誘ったんは照史


なんだかんだ
仲ええなw







おーい照史ぉ

腕の中に閉じ込めと愛しの彼女が
しんどそうな顔しとんで

自分の腕力考えや?



目が合ったA
頬を少し赤くして
困ったように笑いながら
「ゴメンね」と口パクで言ってる



それを見て
俺と神ちゃんも苦笑いして頷く



「あ"ー!流星ホンマうるっさいねん!
 A!帰るで!」



照史は
そう言って立ち上がり
Aの腕を掴んだ



そっちはよく点滴しとる腕や…

やっぱり少し痛そうな表情



言うたろうかと思った時
「淳太君、神ちゃんスマン!
 今度なんか奢るわ!おつかれ!」
と言うと彼女を引っ張って
部屋から出ていく



「ともくん連絡してね!
 淳太くん、りゅせくん、またねぇ〜」
と引っ張られながら
ちゃんと俺達に挨拶するA



めっちゃおもろいやんw



そのまま2人は帰っていった



「俺の姉ちゃん連れてかれた」
と不貞腐れる流星を
神ちゃんが説教したのは
言うまでもなく

俺は、制御ぶっ壊れた照史が
面白くてたまらんかった

↓ピンクシーン非公開にしました

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作者名:向日葵 | 作成日時:2022年2月22日 23時

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