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青「俺の姉ちゃん返してぇやぁ」
緑「ちょっとまって！ちょっと！
今良いところやねん！」
青「神ちゃんばっかりズルいやん！」
緑「なぁ照史！
今度Aさんとゲームしたい！
うち呼んでええ？」
橙「ええけど…」
緑「よっしゃ！ほないつにする！？
あ、先にID交換せぇへん？
あのゲームでチーム組もうや」
あ「いいね！あ、メッセージ交換する？
照史経由した方がいい？」
緑「教えるわ！照史、ええよな！」
橙「お…おん」
好きな事に対する神ちゃんの熱量に
俺も照史も圧倒されてる
どこに行っても取り合いになる彼女
青「姉ちゃん！なでなでして！」
我慢の限界が来た流星が
Aを後ろからハグした
あ「わぁ！ビックリした！
りゅせくん、もうちょっと待ってね？」
青「まーたーれーへーんー！」
緑「あ、きたきた
○○ってのがAさんやろ？」
橙「おい！離れろ流星！」
あ「そうそう」
青「姉ちゃんは俺の！」
緑「ほな帰ったらID送るわ！
あのゲームは？しとる？」
橙「流星！お前のちゃう！触んな！」
青「照史うるさいねん！」
あ「してるしてる！そのIDも送って！」
緑「オッケー！めっちゃ楽しみや！」
カオスとはこの事
青「なぁ姉ちゃん！ちゅーして！」
彼女の首に纏わりつく流星の言葉で
照史の顔が般若にw
「あ"ーーー！どけや流星！
A？こっち見て？」
「え？…ﾝ……」
照史は流星を振り払い
Aの顔を両手で包んで
自分の方にグイッと向かせると
一瞬で表情が代わり
リップ音付きの
そこそこ濃厚なキスをした
時間にしては10秒もない位やろうけど
体感は30秒以上
おいおい…
飲みすぎやろ…
Aは抵抗しとるけど
腕力ゴリラに顔固定されたら
動かれへんわな
彼女からの抗議の声が
照史が強引に唇を塞ぐ事で
甘い吐息に聞こえる相乗効果
見てるこっちが恥ずかしくて
視線を逸らすと
顔を真っ赤にして
目を丸くしてる神ちゃんと
バッチリ目が合ったw
「ちょっと！照史！」
という彼女の抗議の声で視線を戻すと
Aを思いっきり引き寄せて
腕の中に閉じ込めた照史が
光る唇を手の甲で拭きながら
目線だけを上げ
「俺のや言うてるやろ
気安く触んな流星」
聞いた事ない程低い声で
見たことない程の
色気をブチかましていた
……すごいな
ガチの色気ってこーやって出すんやな
…今度使おw
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作者名：向日葵 | 作成日時：2022年2月22日 23時
