279.橙side ページ2
仕事終わりの楽屋
俺と流星は、着替えて淳太君を待つ
事情を知ったメンバーが
「思い出話をして泣くのも供養」と言って
中央のテーブルを囲んで
Aの話をする時間を作ってくれた
�陲舛磴鵑繁召麓，了纏�があるから
10分くらいしか居らんかってんけど
簡単に事情を説明しているだけで
ワンワン泣いていた
流星から貰った
復元された2人の写真をテーブルに置く
「綺麗な人やな」
しげが写真を手に取って呟くと
「照史にこんな顔させるAさんに
俺も会ってみたかったな」
微笑みながらそう言った
俺と付き合ってた頃の話
流星と神ちゃんが知ってる話
天然で、ちょっとアホなAの話は
面白いエピソードが多くて
みんなで笑ってたんやけど
「幸せになってねって
そればっかり言っとったわ」
流星がAとの
深く優しい話を始めると
誰よりも早く
しげが泣き出した
「なんでしげが先に泣くんw」と言いながら
俺も涙が溢れて
その姿を見て
ずっと目を潤ませていたモンチも流星も
ついに泣き出した
その時
淳太君とマネージャーが入ってきた
「何があったん」と二人で目を丸くしてる
机の上の写真を見つけると
「思い出話か？」と笑う淳太君
あまりにも冷静でいつも通りな姿に
しげもモンチも流星も
もちろん俺も
なんとも言えない違和感を感じて
表情が曇る
「じゃ、それでよろしく」
「ありがとうございます」
マネージャーに会釈した淳太君が振り返って
「明日、14時までに局に間に合うように
帰ってきたらええって」
明日の話を始めるから
涙を拭いて話に加わる
橙「ほな、9時までにこっち出て、
出棺に間に合うように行こか」
青「俺、車出すわ
淳太と照史拾って、そのまま高速乗ろ」
喪服は、マネージャー経由で事情を知った衣装さんが、
今用意してくれてるらしい
後から淳太君の家に届けてくれるとか
相談が一段落したのを見計らって
しげが淳太君に声をかけた
「なぁ、淳太もAさんとの思い出話
聞かせてぇや」
優しい声で言うしげは
淳太君の違和感を感じ取っている
「あ、でもそろそろ楽屋開けな…」
「ほな、俺んち行こか
喪服受け取らなアカンし」
淳太君の家に集まる事になり
アルバムを取りに行こうと思いながら
楽屋を出た
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向日葵(プロフ) - むつみさん» 嬉しいコメントありがとうございます！まだ少しだけ続きを書いているので、もしよかったらそちらもどうぞ✨本編に続いて涙活話が多いので、読む場所にはお気をつけて…私は電車で下書きしてて泣きそうになりました笑 (10月5日 18時) (
レス) id: b832f9ec57 (このIDを非表示/違反報告)
むつみ(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございました。涙が日々止まらず、本当に胸が締め付けられる思いで読んでいました。作者様とこのお話に出会えて大切な彼らを見守って応援していこうと強く思えました。長文、私事で失礼しました。今後も作品楽しみにしています！お疲れ様でした！ (10月5日 4時) (レス) @page48 id: 8b2354446d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - noonさん» コメントありがとうございます！一緒に涙活出来て嬉しいです！しばらく続きというか、サブエピというか、そんな感じのをポツポツと別章で公開しますので、またお時間ある時にどうぞ😊 (8月12日 20時) (レス) @page41 id: 06dabafe54 (このIDを非表示/違反報告)
noon(プロフ) - 嗚咽が出るほど泣きました。主さんの文才に拍手！！！お疲れ様です！！！！これからも作品楽しみにしてます！！！！！ (8月12日 12時) (レス) @page48 id: be78f40dc7 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 楓さん» 大切な日に読んでくださり、ありがとうございます🙇♀また小話を投下いたしますので、お暇つぶしにいらしてください♪ (8月8日 21時) (レス) id: 06dabafe54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2023年7月19日 20時
