私の兄はワタナベマホト

マホトside ページ40

“好き”


俺の口からこんな言葉がでるなんて

いつぶりだろう。


しかも相手は一応妹。



まぁ血は繋がってねぇけど。



『えっ、その、え？兄妹として？だよね？』


さっきからAは噛み噛み。

テンパり声を少し震えながら話す。


か、かわi…

『ねぇ答えてよ！//』


ま｢んぁ、ああごめんごめん、｣

顔


あっつ。


ま｢あ、えっと、妹としてじゃなくて…

お、女の子として…です/｣





『え、』



ま｢ふへへ、ごめ、ん｣


『いや、その…全然…///』



ま｢返事、聞かせてくんない？/｣


『え、えっ、と…』

いつもより
小さくて
震えていて
女の子って感じの声。









『わた、しも好き、かな？』



ねぇ俺


泣いちゃうよ？




ま｢もーーー！！ばかっ//////////｣

『なんで…///』

ふへへ、と笑うA。



ま｢もーかわいすぎ、

あ"ーーーーーー大好き！！！！｣



やっとスッキリした。



『もーーーー！！！大好きっ！！！！』


ちょ、俺2016年で1番幸せだわ。←









ま｢A｣



『ん？』







ま｢大好き｣




END.

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