私の兄はワタナベマホト

マホトside ページ11

Aを部屋にいれてブレーカーのところに行く。


ま｢っ…くっおーあー…よし！｣

小さい声で1人で喚く。


ブレーカー落ちてたし。

元の位置に戻したから早く戻んなきゃ、



ｶﾞﾁｬ


皆一斉にこっちを向く。


やめろよ恥ずかしい、笑笑


“彼女じゃないんで！”


え、なんの話？
全くついていけない。笑


てか

会わせないようにしてたのに

結局会っちゃってるじゃん。


Aめ。
部屋に閉じこもっていれば〜

なんて思うけど
いきなり辺りが真っ暗になったら
そりゃ1人でいれないよね。


正直不安そうな可愛い声が聞こえたって
思った瞬間 Aだってわかったとき





可愛い






なんて思ったことは



誰にも内緒。

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