奇病。【TWICE】

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貴「俺……寝ちゃってたんだ。」

ジョ「そうだよ……私は何で倒れたの？」

貴「ジョンヨン、驚かないで聞いてね。今の病気の状態が悪化して、その反応が出たらしいんだ。明日からは急激に痩せて行くって医者も言ってた。」

ジョ「嘘でしょ……」

貴「あと、余命は1か月くらいだって……」

ジョ「ねぇ、嘘だって言ってよ！」

私は立ち上がって、Aの体を揺さぶる。

貴「ジョンヨン！落ち着け！」

ジョ「嫌！このまま逝きたくないよ！まだ何もしてないのに！」

貴(何もしていない……？)

ジョ「ずっと頑張ってきたのに……」

私は泣き崩れた。

貴「ジョンヨン。その、何もしていないっていうのは……？」

ジョ「Aはいっつも、鈍感だから……」

貴「俺が？伝えたいことがあるなら伝えて。」

ジョ「私、ずっとAのことが好きだったんだよ……気付いてた……？」

Aは、呆然とした顔で固まっていた。

貴「ごめん……気づかなかった……」

ジョ「やっぱりね……」

私たちはこれ以上、喋らなかった。

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