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病院に行った結果、思った通りだ。

病気は進行している。

今度は、哀を失ったみたいだ。

これで、喜びと悲しみが分からなくなった。

私はすごく怖かった。

このまま、感情を失いたくない。

人が泣いていても、なぜ泣いているのかわからない。

たとえそれがどんなに大きいことでも、私にはわからない。

度々、こんな自分が嫌で人に当たることがあった。

散々ひどいことをしたあとに、我に返る。

もう私はどうして行けばいいのかわからなかった。

そんな時は絶対にAの所へ行った。

今日もそうだった。

ダ「A……どうしよう……」

貴「大丈夫、俺が治してあげるから。」

Aはいつも、こうやって慰めてくれた。

ダ「もう私、ダメかもしれない。」

貴「そんなことないよ。楽しい事は分かるんでしょ?」

私はもう既に怒の感情を失っていて、残るは楽だけだった。

哀の感情を失ってから間もない時だった。

ある日、私はこんなことを言った。

ダ「もう私、いなくなりたい……」

貴「そんな事言わないで。」

ダ「A……?」

貴「ダヒョンは俺の心の支えだから。ダヒョンが居なくなったら、俺も消える。」

ダ「え……?」

貴「ダヒョンのことが好きだからだよ。好きじゃなきゃ、こんなこと言わない。」

すると、私の目から何かが落ちた。

涙。もう二度と流すことはないと思っていた涙だ。

貴「ダヒョン……」

ダ「なんで……」

すると、涙の中に1粒だけ、金の雫があった。

病気が完治した証拠。

ダ「A……治ったよ……」

貴「良かった……よく頑張ったね……」

ダ「Aのおかげだよ……ありがとう……」

貴「どういたしまして。」

その後、Aはずっと私の隣にいた。

Eighth story〜CHAEYOUNG〜→←**



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設定タグ:TWICE , 奇病 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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ちぇりーたぴおか(プロフ) - けーぽぺんさん» コメントありがとうございます!次のTWICEの企画で採用します!時間はかかると思いますが待っててください! (2018年9月29日 10時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)
けーぽぺん - チェヨンかツウィとのラブストーリー書いて欲しいです (2018年9月27日 19時) (レス) id: 53211c7916 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりーたぴおか(プロフ) - クーポンさん» コメントありがとうございます^ ^頑張って書いて行きます! (2018年8月3日 0時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)
クーポン(プロフ) - すごい面白いです! (2018年8月2日 20時) (レス) id: b4cd47a003 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりーたぴおか(プロフ) - KーPOPさん» コメントありがとうございます^ ^早く更新できるように、頑張ります! (2018年8月1日 13時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちぇりーたぴおか | 作成日時:2018年7月29日 15時

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