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健康診断2 ページ43

明くる日、俺たちは病院の一室にいた。

看「じゃあ、採血からします。2人ずつ、テーブルがある方の椅子に座って、そのほかの人たちは後ろの椅子に座って待っていてくださいね。」

10人「はい!」

そう言って看護師さんは準備をしに行った。

ジヒ「誰からする?」

ジョ「私やだ……」

ナ「ちょっとジョンヨーン、あなたガールクラッシュじゃないのー!」

ミ「じゃあ私からしようかな?」

ジヒ「誰もやらないなら私やるけど……いい?」

モ「いいよ。それよりダヒョンとツウィ、怖くないように食べ物の話しといてね。」

ダ「オッケー!」

貴「そろそろ座ろっか。」

テーブルの方の椅子にはミナとジヒョが座り、後ろには俺を先頭に紗夏、チェヨン、ダヒョン、モモ、ジョンヨン、ナヨン、ツウィの順で座った。

ツウィは注射が苦手らしい。

俺も苦手だけど、女子の前で恥ずかしいところは見せられない。

実は、俺は結構な怖がりで、肝試しや絶叫マシンが苦手。

注射も嫌いだけど、耐えなければ、と思う。

意外にも早く2人が終わったから、俺と紗夏の番が回ってきた。

貴「紗夏……行こう……」

サ「うん……」

俺たちがテーブルの方に歩いて行った時、ジヒョにすれ違いざまに「怖がってるよね?」と言われ、思わず赤面してしまった。

こういう時に千里眼というのは困る。

なんでも気持ちを見透かされるから大変だ。

看「はい、じゃあ行きますね。消毒しますよ〜。」

アルコール液を含んだコットンで脈の部分を拭き取られる。

ひやっとする感覚がまた心地悪い。

看「では行きますよ。ちょっと痛いけど頑張ってくださいね〜。」

看護師さんはそう言って、注射器を持つ。

咄嗟に顔を背けてしまった。

冷たい針が触れたかと思うと、すぐ皮膚に刺さる。

貴「ひっ……」

思わず声が漏れてしまう。

ナ「Aくん怖がってる〜!」

モ「ほんとだ〜!なんかレアだね。」

貴「くっ……うぅ……」

ツ「ほらここにプデチゲがあるよ。」

ダ「もうそこまできてるよ!」

貴「プデチゲ……美味しそう……」

ダ「ほら、かぶりついて!」

貴「んー……」

看「はい、終わりましたよ〜。お疲れ様でした!次の部屋へ移動してくださいね。」

貴「はい。」

隣を見ると、紗夏も終わったようだった。

貴「紗夏。行こ。」

サ「うん!」

隣の部屋へ移動する時、ナヨンに可愛いと言われてしまった。

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作品ジャンル:恋愛
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ちぇりーたぴおか(プロフ) - 堕天使さん» ありがとうございます!これからも更新頑張っていくので、よろしくお願いします! (2018年6月30日 19時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使 - テストお疲れ様 (2018年6月30日 18時) (レス) id: ac353e5ac0 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりーたぴおか(プロフ) - 海響音さん» ありがとうございます!今の所備えています!そちらも群馬県で自身があったみたいなので気をつけてくださいね!無事を祈っています! (2018年6月18日 22時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)
海響音(プロフ) - 大丈夫でしたか!?よかったー!私は神奈川なので大丈夫でしたが。また何かあるかもしれないので本当に気をつけてください。更新、できれば頑張ってください! (2018年6月18日 22時) (レス) id: d2c7ebed87 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりーたぴおか(プロフ) - 堕天使さん» コメントありがとうございます!出来次第アップさせていただきます! (2018年5月27日 23時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちぇりーたぴおか | 作成日時:2018年3月9日 20時

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