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第42話〜無理しすぎ〜 ページ3

次の日。レコーディング。

みんな、いい歌声を出している。

特に問題ないなと思っていた。

でも、心なしかツウィの顔が青白い気がする。

貴「ツウィ、体調大丈夫?顔が青白い気がするけど……ほら、目の下に隈ができてる。」

ツ「大丈夫だから……ありがとう。」

貴(本当に大丈夫なのか……)

俺は心配しながらも、仕事をこなしていた。

今日はレコーディングだけだったから、その後は何事もなく終了した。


次の日、ダンスレッスン。

昨日体調が悪そうだったツウィに注目しながら練習を見ていると、足元が覚束ない様子だった。

貴「ツウィ、そこまで無理してやる必要ないから、今日は休んだほうがいいって……!」

ツ「いいよ、大丈夫だから!」

そう言われてしまったけど、やはり心配だった。

その次の瞬間、バタンと音がしたから見てみると、メンバーが円を作っていた。

慌てて駆け寄ると、ツウィが真っ白な顔をして倒れていた。

貴(だから無理すんなって言ったのに……!)

俺はツウィを負ぶって、医務室へ連れて行った。


医師「寝不足が原因で貧血を起こしています。今日と明日は安静にして、寝かせてあげてください。」

貴「分かりました。ありがとうございます。」

ツウィの方を見ると、青ざめた顔をして眠っていた。

こんなに無理してたのに、無理矢理でも止めなかった自分を責めた。

アイドルなんだから、体調管理も大事。

俺はそれをわかってなかったから止めてやれなかった。

自責の念に駆られていると、医務室のドアがバタッと開いた。

ナ「ツウィは大丈夫!?」

ジヒ「体調はどんな感じ?」

貴「静かにしろ。ツウィは寝てる。今日と明日は絶対安静だって。寝不足からくる貧血らしい。」

チェ「ツウィ……」

チェヨンは心配そうにツウィを眺めている。

すると、ツウィがうっと声を上げて目を覚ました。

サ「ツウィ!」

ミ「良かった。体調はどう?痛むところはない?」

ミナはいつでも沈着冷静。メンバーが慌てている時にはとても頼りになる。

ツ「頭が痛いけど、大丈夫。」

大丈夫そうだ。

ジョ「それじゃあ、練習に戻らなきゃ。マネージャーさんにも言われたからね。」

ダ「じゃあ私たちは戻るね。Aくんも戻って来てね。」

貴「わかった。」

そう言って戻ろうとした時、後ろから急に服の裾を掴まれた。

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作品ジャンル:恋愛
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ちぇりーたぴおか(プロフ) - 堕天使さん» ありがとうございます!これからも更新頑張っていくので、よろしくお願いします! (2018年6月30日 19時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使 - テストお疲れ様 (2018年6月30日 18時) (レス) id: ac353e5ac0 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりーたぴおか(プロフ) - 海響音さん» ありがとうございます!今の所備えています!そちらも群馬県で自身があったみたいなので気をつけてくださいね!無事を祈っています! (2018年6月18日 22時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)
海響音(プロフ) - 大丈夫でしたか!?よかったー!私は神奈川なので大丈夫でしたが。また何かあるかもしれないので本当に気をつけてください。更新、できれば頑張ってください! (2018年6月18日 22時) (レス) id: d2c7ebed87 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりーたぴおか(プロフ) - 堕天使さん» コメントありがとうございます!出来次第アップさせていただきます! (2018年5月27日 23時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちぇりーたぴおか | 作成日時:2018年3月9日 20時

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