もっと。【BTS】 (ページ36)

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FORTH～Part6～ページ36

30分後、家の呼び鈴がなった。

私は部屋を出て、玄関へ向かう。

ドアを開けると、ホビが立っていた。

JH「お待たせ……」

貴「入って。」

JH「お邪魔します。」

ホビを家に通した。

部屋に入れて、座るなりホビが口を開く。

JH「どういうこと、説明して。」

貴「昨日は熱があったの……それだけ。」

JH「ねぇ、嘘つかないでよ。本当はほかの男と遊んでたんでしょ。」

貴「違う。そんな事しない。」

JH「俺、Aがそんなことすると思わなかった。」

聞く耳持たず、という感じだ。

JH「今から2人だけの世界、行こうよ……」

貴「ちょっと待ってよ、どこなの？」

JH「Aが俺から離れられないようにするの。俺とずっと一緒だよ。」

貴「ねぇ、ホビ。答えて。」

JH「待ってて……」

ホビは人が変わったようだ。

もう、言っても無駄だ。

私はそう感じて、床に寝転ぶ。

今までのホビは、どこへ行っちゃったんだろう……

いつの間にか、ホビは変わり果てていた。

私がちゃんと見れてなかったのかな……

そんな不安が頭の中をよぎる。

すると、「お待たせ。今から行こうか。」という声が聞こえた。