THIRD〜Part6〜 ページ27
男「……さ、着いたよ。」
貴「ごめんね、面倒かけちゃって……」
男「大丈夫だよ。こちらこそ1日付き合ってくれてありがとう。」
貴「ううん、すごく楽しかった。こちらこそありがとう。じゃあ、気をつけてね。バイバイ。」
男「うん、バイバイ。」
私は彼と別れ、家に入る。
SU「おい、どこ行ってたんだよ。」
重低音の声が響く。
貴「ユンギ、なんでいるの……？」
SU「お前の帰りが遅いからだよ。」
貴「今日、会う予定じゃなかったでしょ……？」
SU「そんなこと分かってんだよ。どこ行ってたんだよ。」
ユンギは眉間に皺を寄せていかにも不機嫌そうだ。
貴「遊びに行ってたんだよ……」
SU「誰と？どこで？」
貴「友達と、繁華街……」
SU「友達ってのは男？女？」
貴「女に決まってるでしょ……」
すると、ユンギは私の胸ぐらを掴んで私を持ち上げた。
貴「ひっ……」
怖くて声が出た。
SU「お前嘘ついてるだろ。」
貴「ついてない……」
SU「もういい。お前の言い分なんて聞いてたら時間の無駄だ。」
私の呼び方が『お前』に変わった。
この時はかなり怒っている時だ。
SU「俺、割とキレてるから。許さない。」
何か言わなきゃ、そう思ったけど口から言葉が出ず、代わりに目から大粒の涙が出る。
SU「女だから泣けば許されると思ってるの？」
やはり言葉は出ない。
SU「おい、答えろよ。」
貴「ちがっ……う……」
SU「じゃあ、しっかり代償は払ってもらうからな。」
そう言って、ユンギの拳が私の腹部へ飛んだ。
貴「うっ……」
SU「お前が悪い。俺のことを愛してなかったお前が悪い。」
ユンギは呪文のようにそう言い続け、私を殴る。
貴「おえっ……げほっ……」
吐瀉物が床を汚す。
SU「チッ、汚ねえな。」
さらに殴られ、意識が遠のいていく。
SU「お前なんて……」
ユンギの言葉を聞きながら、意識を手放した。
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みかちょこ☆ちむちむ☆JIMIN - これBTSの掛け声順にやってるんですね！ (2019年6月16日 19時) (
レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
グク依存症 - ユンギ怖かったです (2019年1月28日 21時) (レス) id: c65c581ece (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぇりーたぴおか | 作成日時：2018年10月6日 12時
