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「ハァ?」
明らかに怪訝な態度で返事をする。
「追い出された分際でまた戻るって?
お前、自分の立場理解できてっか?もう用済みだろ」
そう吐き捨てると目の前の女は視線を下に落として
「…そうですよね、すいません」
そう力ない小さい声で答えた。
ペコと軽く頭を下げてうちとは反対方向へ歩いていく。
よし、撒き完了。
温かいコーヒーを飲みながら公園に着くと、
なんとなくブランコに腰かけボーっと夜風に吹かれる。
──────────┈┈┈┈┈┈┈
あれからまだ1時間そこら。
飲み物もなくなってさすがに暇だと
連れの家にでも行くことを思いつき立ち上がった。
その時、
「は?」
出やがった。
薄暗くて分かりにくかったが
だいぶ向こうに動きは見られない人影。
(帰ったんじゃねーのかよ。うざ、重)
もう足はそちらへ踏み出していた。
理由は
《イラついたから》である。
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NA - 面白かったです!!!! (2022年12月18日 21時) (レス) @page47 id: 9c547ad202 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トム | 作成日時:2022年6月19日 22時