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_Sui.side
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自室に戻った俺は昔の写真を眺めていた。
さっきの話を聞いて、無性にじいちゃんの顔が見たくなったのだ。
すると、扉をノックする音と自分を呼ぶときたかくんの声。
ときたか「はい、スイの分の洗濯物です」
スイ「ごめん、ありがとう」
いつもいつも優しいなぁ、ときたかくんは。
そんな風に見つめていると、視線は俺の手元にあった。
スイ「あ、じいちゃんの事思い出してた。ときたかくんは大丈夫?」
ときたか「私も思い出しました、亡くなった両親の事」
さっき話を聞いてる時寂しそうな顔してたから、そうだと思っていた。
彼も、幼い頃に両親を事故で亡くしている。
ときたか「一緒にいた時間は短かったですけど、あんな風に考えられたら素敵ですね」
“一緒に過ごした時間、一緒にいた時間が幸福だったって思いたい”
桜田さんのあの言葉、凄く響いた。
まさか、Aまで泣くとは思わなかったけど。
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スイ「…後悔してない?
天才陶芸家として将来期待されてたのに、鹿楓堂で働くことになって」
どうして今更こんな事を聞いたのか分からないけど、自然と口が動いていた。
ときたか「後悔はしていません。私の作った食器で私の作った料理を食べてお客さんが喜んでくれる。
その笑顔を見ることが私の幸せです」
その真っ直ぐな目には、偽りなんか一切無くて。
ときたか「私は大丈夫です」
でも時々その強さが、心配になる時がある。
スイ「大丈夫じゃない時は大丈夫じゃないって言って良いんだよ」
人は、そんなに強くないって知ってるから。
ときたか「はい」
ときたかくんが部屋を出て行った後、後ろでガタンと何か落ちる音がした。
犯人は部屋にいたきなこ。
スイ「あー、きなこやったなぁ!」
落ちたそれを拾い、折れてるさっきまで見ていた写真には俺とじいちゃんともう1人。
自分と同じ顔の男の子が写って居た。
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しゃち(プロフ) - みたらしさん» 初めまして!コメントありがとうございます(*^^*)ドラマすごく良かったですよね〜最終回迎えてロス気味です、、応援ありがとうございます!!これからも楽しんできて頂けると嬉しいです(≧▽≦) (2022年4月8日 15時) (レス) id: 94abb641fa (このIDを非表示/違反報告)
みたらし - 私もドラマを見てハマりました!更新頑張って下さい! (2022年4月7日 9時) (レス) id: 122f030fb9 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(ゆのん)(プロフ) - こんばんは。しゃちさんからの友達申請ありがとうございます!申請許可したので、仲良く出来たら嬉しいです!よろしくお願いします! (2022年2月11日 17時) (携帯から) (レス) id: 7d58386e1a (このIDを非表示/違反報告)
しゃち(プロフ) - 雪音(ゆのん)さん» そうなんですね、ありがとうございます!申請してみます! (2022年2月10日 18時) (レス) id: 3c2bff670d (このIDを非表示/違反報告)
雪音(ゆのん)(プロフ) - 私の方からもう一度メッセージを送ってみるので通知が来たら申請の許可をお願いします。 (2022年2月10日 18時) (携帯から) (レス) id: 7d58386e1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃち | 作成日時:2022年2月1日 0時