#みにさいずうえすと【WEST】

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ふと皆を見ると、ベッドで寝てる子や鬼ごっこしてる子などそれぞれで。





『まぁ今ならみんな向こうに夢中だから、こっそり着てみる？』


淳太「えっ、ほんまに！？」







ぱぁっ、っとあまりにも嬉しそうな顔するから、



ひょっとしてそっちの趣味もあるのかな、なんて一瞬考えちゃうくらい。






んー、淳太くんに限ってそんなことは…








それより今は、待ちきれない様子の淳太くんが何だかとっても可愛くて。







よし、そんな可愛い淳太くんの為に協力してあげようじゃないか。








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『淳太くんにはこれかな〜』






いくつかの衣装の中から、淳太くんに似合いそうな黄色のドレスを出してみる。








淳太「A、ありがとうな！」


『はい、どういたしまして』






にこにこしながらドレスを持ってカーテンの裏に走っていく。









…淳太くんにもこんな可愛いとこあったのね。







普段しっかりしてるイメージだから、なんかびっくりだけど。








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淳太「A、ええで〜」


『はいはーい』





カーテンの裏から聞こえるその声に返事をすると、



端っこから ぴょこん、と恥ずかしそうに顔を出した。







『か、』


淳太「…？」


『かわいい〜〜っっ！！』







想像以上の可愛さに、思わず淳太くんを抱き上げた。








いや、腰細いな。てか足長っ！





…なんだこの可愛さ。






天使か！？この子天使なのか！？









『しゃ、写真っ！！』







これは写真に収めなくては！




そう思って、急いでリビングまで携帯を取りに行く。








・







『淳太くん、やばい。可愛すぎる』


淳太「ぇ、あ、ありがとう…？」


『こちらこそありがとうございます』








ひとりで始まった撮影会。




当然、こんなにはしゃいでたら誰も気づかないわけなくて。







重岡「何してるん？」







あーあ、一番めんどくさそうなのに見つかった。

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