《流星》 ページ17
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流星「A…」
『ぇ、流星…?どうしたのその姿、』
私より遥かに背が高い彼。
いつものサイズじゃないからなのか、
その色気と整いすぎてる顔にドキドキする。
流星が、普通の人間の姿になっていた。
流星「俺、Aのことずっと好きやった」
『え、あの…っ』
流星「この姿に戻ったら、ずっと言おうと思っててん」
『戻ったらって、』
流星「Aは俺のこと好き?」
『好きだけど、でもそれは……っん、』
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近づいてくる彼に後ずさると
甘くてフワッとした香りに包まれた瞬間、唇を奪われていた。
『んん、っ…ゃめ、』
流星「嫌、じゃないやろ?」
苦しくなり息をしようと唇を開けると、その隙間からするりと忍び込んでくる彼の舌。
『ん…っ!りゅ、せ、っ』
あまりの気持ちよさに思わず彼のシャツを掴んでいて、そのまま足の力が抜けそうになる。
流星「ホンマに、可愛すぎ…っ」
されるがまま床に押し倒された私は
再び近付いてくる流星をまるで受け入れるかの様に
目を閉じた。
・
・
『…はっ!』
『……あれ?』
『………まさかの夢、オチ?』
そこは部屋のベッドの上に
パジャマの姿の自分。
崇裕「A顔真っ赤やけど、どしたん?」
大毅「え、A熱か!?」
『…ぅあ、ぇ、やばい…』
そう。
触らなくても顔に熱が集中してるのが分かるくらい
いま、自分の顔は真っ赤だ。
流星「A、大丈夫?」
『ひゃ、っりゅうせ、っ…!』
流星「え、…」
…私はなんて夢を見てしまったんだろう。
流星の顔を見ると、鮮明に思い出す夢の記憶。
唇の感触まではっきりと。
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雪音(ゆのん)(プロフ) - こんばんは!はい、先月誕生日だったのですごく嬉しかったです♪あんな風にお祝いされたら泣いちゃいそうです(≧∇≦)はい!今後のお話も楽しみにしてます! (2021年10月27日 18時) (携帯から) (レス) id: 7d58386e1a (このIDを非表示/違反報告)
しゃち(プロフ) - 雪音(ゆのん)さん» 雪音さん、ありがとうございます!最近誕生日と言ってたので、先にそっちを書かせて頂きました〜これからも楽しみにしてて下さい^^* (2021年10月26日 20時) (レス) id: 94abb641fa (このIDを非表示/違反報告)
雪音(ゆのん)(プロフ) - しかも、キリのいいページで移行ですか!今後のお話も気になるな♪
もう一つのリクエストの方も楽しみにしてます!頑張ってください!応援してます! (2021年10月26日 17時) (携帯から) (レス) id: 7d58386e1a (このIDを非表示/違反報告)
雪音(ゆのん)(プロフ) - こんばんは!2つリクエストしてたうちの一つ読ませていただきました。こんな風にお祝いされたら嬉しいし、キュンキュンしちゃいますね(*^o^*) (2021年10月26日 17時) (携帯から) (レス) id: 7d58386e1a (このIDを非表示/違反報告)
雪音(ゆのん)(プロフ) - こんばんは!流星の胸キュン読みました!ダメッス!!流星も胸キュン過ぎてキュン死にしました(笑)私が一番こん中で胸キュンしたのはギリ横でキスした流星でした(≧∇≦) (2021年10月22日 18時) (携帯から) (レス) id: 7d58386e1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃち | 作成日時:2021年9月15日 1時