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「可愛い！」
後ろから抱きしめると、小さく抵抗したニノ。でもそれもぎゅーっと強く抑えると、すぐに抵抗を諦めて、今しがたしようとしてた作業の続きをし始めた。
キッチンの台の上にビールを2本、それから2人分のお箸も引き出しから出す。
俺が置いたままだったお弁当はレンジの中に入れられた。
「テーブル、拭いて。」
指示されて、仕方なくニノから離れ、除菌シートを出してテーブルを拭いた。
「…なんでそこに座るんだよ。」
「え？」
「邪魔。」
ローテーブルのど真ん中に座る俺に文句をつけてくるけど…。
「いーの。ニノちゃんはココー。」
そばにあった腕を軽く引っ張って、テーブルと俺の間にニノを座らせる。
しわが寄った眉間に、軽いキスをした。
「なんでココよ。」
「ん？イチャイチャするために。」
「弁当食べるのに不便。」
「大丈夫大丈夫。
はい、あーん。」
ハンバーグを一口に切って運んでやると、素直に口を開けて食べるニノ。
「おいしい？」
「自分で食べたほうが早いんですけど。」
なんて、そんな文句を言いながらも俺が運ぶと口を開ける。
ビールをごくごく飲みながら、そしてお弁当を食べながら。
「…つーか、何でわざわざ忙しい合間の休みに舞台なんて行くかなぁ。」
「ん？」
ちょうどテレビに映ってた相手に、思い出したらしいニノが、また唇をとんがらせて言い出した。
「舞台じゃなくても普段から会ってるくせに。」
「遊びと仕事じゃ違うでしょー。
どんなのかなって気になったし、やっぱり観ると刺激になるし。
特に今演技の仕事なんだから、余計にさー。」
「…ふん。」
「大丈夫。午前中はゆっくり休んでたし、今はこうやって補充してるし。
疲れなんて吹っ飛んだよ。」
「…どうだか。」
「心配してくれて、ありがと。」
今度は頬に、キスをした。
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さっちょんぬ(プロフ) - みーこさん» →そういうのは難しいのか…。わたしには想像もできない世界ですが、ラブアンドピースがいちばん！みーこさん、お言葉、ありがとうございます！感動…なお話！？（笑）ゆるく、よろしくお願いしまーす(*'▽'*) (2018年1月11日 3時) (
レス) id: f21edf09fb (このIDを非表示/違反報告)
さっちょんぬ(プロフ) - みーこさん» そう考えると神秘といいますか、本当に不思議ですよね。こーゆーことにみんなが気づいて耳を傾けたら、争いもなく幸せな世界になるのかな…。争うんじゃなくて、もっと平和なやり方で歩み寄れるはずと思っちゃうんですけどね。規模が大きいと→ (2018年1月11日 3時) (レス) id: f21edf09fb (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 待ってます。 (2018年1月8日 12時) (レス) id: 84fdbed2f6 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 実は子供は魂が行き場所を自分で選択する、と渡米中に言ってたアメリカ人が居ましたね。あからさまに恵まれない悲劇や不遇の人生を歩む人々がなぜ出てくるのか、は私には判りませんが、ひょっとして、生前の行いとかが影響して来るのかなと思います。今年も沢山の感動 (2018年1月8日 12時) (レス) id: 84fdbed2f6 (このIDを非表示/違反報告)
さっちょんぬ(プロフ) - さくらさん» さくらんらん！お返事するのすっかり忘れたうっかり者をゆるしてー！無効になっちゃうやつね！わたしもよくやる！ありがとうー！！ふわっもした空気のお話がね、書きたくなったんだろうね…←時間経ってしまったからよく覚えてない（笑） (2017年12月29日 13時) (レス) id: f21edf09fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちょんぬ
作成日時：2016年10月22日 17時
