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?「ダイジョブ、ダイジョブ。ワタシ、MANZAIカンパニー入るヨ」


「MANKAIカンパニーな」


真澄「外国人にまで手出すとか、ストライクゾーン広すぎ……」


「お前は黙ってろ」


シトロン「ワタシ、シトロン。ヨロシクね」


咲也「よろしくお願いします!」


綴「本当に大丈夫かね……」


「大丈夫にするしかない」


うん、それしかないな


〜〜〜〜


いづみ「日が暮れてきちゃったね、今日はこれまでかな」


咲也「オレ、まだやれます!」


綴「やみくもに時間かけても、皆通り過ぎていくだけじゃね」


シトロン「急がば回せって言うネ、回してみるヨ」


咲也「ちょ、ちょっとやめてください、シトロンさん!目が回っちゃいます!」


まるで咲也がコマのようなくるくるしてる


「なんでそんなに人を回すのがうまいのか知らないけど、それを言うなら急がば回れ」


しかも、回転じゃなく回り道って意味だし


シトロン「オー、ミステイクネ」


咲也「そう言いながら回すのやめてください!」


いづみ「綴くんは、どうやって団員寮付の劇団を探そうとしたの?」


綴「そこの駅前の掲示板に劇団の宣伝とか寮とかシェアハウスの物件情報がのってるんで、それを見たり……」


綴のいうその看板の前にちょうどスーツの男が立っていた


?「……」


いかにも商社マンって感じだな


咲也「うう、目の前がぐるぐる回って、足元がふらふらするー……」


「あ、おい、咲也!」


咲也が転びそうになり、腕をつかむと、咲也は転ばなかったものの、オレがサラリーマンにぶつかってしまった


?「痛――っ」


咲也「――す、すみません!目が回ってしまって……!」


「ごめん、咲也大丈夫?そっちの彼も」


?「え、ええ」


シトロン「ソーリー。サクヤとサツキのミスはワタシのミスネ」


「お前のミスだ」


?「いえ、そこまでいたくなかったのでお気になさらず」


「この辺で住む場所、探してるんですか?」


?「え」


「それ、物件情報」


しかも、なかなかお眼鏡にかなうのはないみたい


「いづみー、団員候補いたよー」


いづみ「え、ほんと!?」


いづみに声をかけると、向こうからいづみが駆け寄ってきた


?「どういうことですか」


いづみ「団員寮があるんです。平日の夜と週に二回、稽古に参加して公園に出れば、寮費と朝晩の食費は無料です!」


すると、商社マンは少し驚いた様子だった

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:とりけらとぷす | 作成日時:2021年9月8日 19時

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